竹小では、子ども達が自分の命を守るための
危険察知能力を日頃から育てる取組をしています。
その一つが毎月10日に行っている子ども安全点検
です。この日の朝の時間には、給食保健委員会の
児童から、全校の子ども達の目を身の回りの危険
箇所に向かせる具体的な取組がありました。各教室の
電子黒板にmeetで配信された資料を紹介します。
スライドに合わせて進行しています
委員会活動の時間に校内からピックアップした
危険箇所を朝の時間を利用してクイズ形式で
紹介しました。
第2問は、1・2年生教室前の廊下からです。
何が問題なのでしょうか?
正解はレッツゴーランドよりの半分が
なぜかつるつるして滑りやすいことでした。
第3問は北校舎の階段からです。
どこに問題があるのでしょうか?
すべりどめはあるのですが、年数が経っていて
角がつるつるになってしまっているのでした。
第4問は体育館前の渡りろうかからです。
ほとんどの人が毎日通っている場所ですが・・・
端がめくれあがっていて、つまずく危険性が
高いということでした。
このように、普段何気なく過ごしている場所でも
注意深く見ると、そこに潜んでいる危険に気が
付くのです。給食保健委員会の子ども達は、
委員会活動の時間にクイズを作りながら危険に
気付く体験しました。この体験を全校に紹介
することで、より多くの子ども達に身の回りに
潜む危険を察知する能力を身に付けて欲しいと
思います。学校では、危険性を減らす処置を
できる範囲で行いますが、ゼロにすることは
できません。世の中にある危険もゼロにすることは
不可能で、大切なのは、危険性を察知して自分で
身を守る能力を高めておくことです。