12月12日(金)
4年生 総合的な学習「福祉について学ぼう」
手話と車いす体験
4年生は総合的な学習の時間に,「福祉」をテーマに学習を重ねています。
この日は,浅口市手話サークル「青い鳥」の方,社会福祉協議会の方が来てくださり,体験を通して福祉について考えました。
<手話体験>
手話体験では、耳の不自由な方から手話で自己紹介を含めお話をしていただきました。どんな話をしてくださるのか、子どもたちは真剣に聞いていました。
そして、自分たちも実際に手話で自己紹介をしてみました。たくさんのボランティアの方にマンツーマンで教えてもらいながら、手話で自己紹介することができました。福祉体験が終わった後も手話で何度も自己紹介をする姿が見られるなど、子どもたちにとってとてもよい体験になりました。
車いす体験では3グループに分かれて、車いすを押す人、乗る人、補助をする人の3人1組で順番に体験しました。車いすを押す人は小回りをするとぶつかりそうになること、乗る人は車いすを押してくれる人を信じて身を任せること、補助をする人は車いすを押す人が後ろ向きに降りるときに声かけをしないといけないことなど、それぞれの立場を体験することで知ることがたくさんありました。
授業の最後に,福祉はみんなのためのものだということ,心のバリアフリーが大切だというお話をしてくださいました。
【子どもたちの感想から】
<手話体験>
「自分の名前を手話で紹介することができてうれしかった。」
「耳の不自由な方の大変さを知ることができてよかった。」
<車いす体験>
「車いすを押すときはガタンとならないように気をつけることが分かった。」
「自走式車いすで回転することが難しかった。」
学習したことをまとめながら福祉についての考えを深め,1月の「若竹キッズフェスティバル」で発表します。