1月9日(木)
避難訓練(不審者対応)と防犯教室
不審者が敷地内に侵入したという想定で,玉島署の方に来ていただき避難訓練を行いました。
子どもたちは教室内に鍵をかけて,カーテンを閉めて避難し,警察が不審者を捕まえるまでじっと待ちました。
教職員は子どもたちを守るために,警察が来るまでの間どんなことをすればよいのかを確認しました。
警察への通報,全校に知らせる放送,通用口の施錠,そして,警察が到着するまでの不審者への対応。
みんな真剣に訓練を行いました。
警察が到着し,安全が確認された後,全員が多目的室に集まり,全員の無事を確認しました。
多目的室に集まったみんなの雰囲気や空気は,ぴんと張りつめていました。
真剣に訓練に向き合っている証拠です。
玉島署のスクールサポーターの方から,不審者対応についてたくさんのことを教えていただきました。
・休み時間などに不審者が来たら,教室でなくてもよいので,トイレの個室や近くの教室に入って鍵をかけること。
・下校中など,「私は警察官です」と制服を着ていない私服の警察官が声をかけることは決してないので,騙されないようにすること。
・不審者は,サングラスにマスク,帽子などの目立つ格好はしていないこと。優しそうな人が声をかけてくることもあるので,見た目だけで判断しないこと。
・不審者が出やすい時間帯は午後3~7時,一人で行動するときに会いやすいこと。
最後は,学習したことを生かして,下校時に声をかけられた場面を想定して,6年生の代表が断り方の実演をしました。二人ともはっきりと断ることができ,よい手本になりました。
多目的室の雰囲気は,最後の最後まで張りつめていました。
みんな,とても真剣に,自分の身を守ることについて考える時間となりました。
不審者に出会わないことが一番です。
でも,不審者情報はたくさん警察に入っているそうです。
危険を回避する生活を心がけて安全に暮らせることを願っています。
そして,もしものときには今日の学習を思い出してほしいと思います。
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防犯教室の最後に,校長としてみんなの前で話をしました。
今まで,みんなの前で話すときに感じていた穏やかで温かい雰囲気や空気感が今日は一変して,ぴんと張りつめた厳しい空気感,4月以降初めて味わう空気感でした。
みんながとても真剣に今日の避難訓練に向き合ったということがよく伝わってきました。
見えないところで,先生たちが不審者と対峙していることも感じていたかのような雰囲気でした。
一つ一つのことに真剣に向き合う,そして自分事として考える竹っ子のよさ,すばらしさを感じた避難訓練でした。